メイドカフェ日記 コレクション

 

 

 
 

ズノ

2008年5月10日 0:14

 
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど その1
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど

ご帰宅日    2008/4月中旬
俺的オススメ度 ☆☆☆☆☆
食事の満足度  ☆☆☆☆☆
お店の雰囲気  狭いながらも気配りの行き届いたお店。女性客も満足できそうな優雅な雰囲気でした。



今週は短くて良かった。

明日は休みだ。ホッ…

今日はtiara(ティアラ)に行った時の事を書くつもりだった。
が、急きょ変更して、くろすろーどにする。

理由がある。

くろすろーどが5月中旬でお店を止めるというのだ。


残念。

無くすには惜しい店だ。

残念。


くろすろーどは中央通りと神田明神通りの交差点のそばのビルの4階にある。1~2階はドスパラだ。

というより、@ほぉ~むカフェの入っているビルといったほうが、分かりやすいかもしれない。

俺は、くろすろーどは@ほぉ~む系列の酷い店だろうと思って、行かなかった。



俺は間違っていた。

激しく間違っていた。


くろすろーどさんごめんなさい。m(_ _)m


ビルのエントランスに、『くろすろーどと@ほぉ~むは別の店です』と張り紙がしてある。

間違える奴がいるのだ。

@ほぉ~む的なノリを求めて、くろすろーどに来たらメイドたちも迷惑だろう。


さて、お店のレポに移る。

エレベータを4階で降りて店内に入ると、

『おかえりなさいませ、ご主人様。』

と出迎えられる。

お店は、カフェのコーナーとリフレクソロジーのコーナーに分かれていて、どちらを利用するかきかれる。

リフレクソロジーは高いので、迷わずカフェ。

カフェは3組待ちだという。

おk。次にくる機会は多分ない。いくらでも待つ。


俺の前の組は女性の3人組。

みんなそこそこ可愛いが、明らかに腐女子だ。


昔に比べると腐女子たちはとても綺麗になったと思う。

前は外見の痛さも含めて腐の字がついていたのに・・・。


それでも、3人組の服装や会話はスイーツ系の女性とは違う。


いいジャマイカ
ここはアキバのメイドカフェだ。
遠慮はいらん。


待たされている間にお店をチェック。

狭い空間にカフェとリフレクソロジーが入っているので、ちょっとごちゃついた感じだ。

リフレクソロジー用のカーテンレールがあちこちにあって、なんだか病院みたい。

入口横のカウンターはアンティーク調の立派なものだが、近くに置いてあるラックが安っぽかったりしてチグハグな感じがする。



多分最初はカフェだけだったのではないか、と思う。


上の階にあるのが、あの@ほぉ~むだ。

オタク達の欲求に晒されて、格調高いメイドカフェだけでは、うまくいかなかったのかもしれない。

あれこれ考えていると「ご主人様」とメイドに呼ばれた。
続く
 
 

 
ズノ

2008年5月10日 1:46
 
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど その2
メイドに声をかけられたところまで進んだ。


どうやら席が空いたようだ。

思ったほど待たされなかったな。


壁際の2人席に案内される。

壁際イイネ壁際。

落ち着く。


メイドがメニューを持ってきてこう言った。

『あらためまして、お帰りなさいませ。ご主人様。』

丁寧な店だ。


今日のオススメとか、メイドのオリジナルドリンクだとか、お約束の口上もない。

「お決まりになりました頃お伺いいたします。」

うは、イイ店だ。


メニューを見る。

名前が凝りすぎて何だか分かんないのもあるが、華麗にスルー。


紅茶にしようか。アルコールにしようか。

ムム・・・紅茶はダージリンとかアッサムとか茶葉で選べる。

キュアメイドカフェに似てるな。


顔をあげると、メイドがすぐに気付いて寄ってきた。

アッサムをミルクティーで頼む。

俺は濃いミルクティーが好きだ。


イギリスでは、濃いお茶は庶民の飲み物で、ノーブルな方々は、薄いお茶をたしなむそうだ。

オタクにノーブルは似合わない。

 

メイドはメニューを持って下がっていった。

テーブルを去る際にはかならず一礼する。

いい店だ。


おっと、メイドたちの服装についてふれてなかった。

メイドたちは、深緑のメイド服に白のフリルエプロンをつけている。

メイド服の生地は、ベロアのように光沢がある。胸元にはエンジ色のリボン。

スカートの作りが凝っていて、前は膝上ぐらいの丈だが、後にいくにつれて長くなっている。
たっぷりとドレープがとってあり、とてもエレガント。

頭にはカチューシャをつけていて、深緑のリボンを2つしている。涼宮ハルヒのリボンを想像すればおkだ。


スカートのすそからストッキングを飾るフリルがチラっと見えるのは、仕様だろうか?
もしガーターで釣っているのなら、まさに女神だ。


いかん、チョイとテンションが上がりすぎたな。

 

落ち着いて店内を見回す。


まず感じるのは、お店の狭さだ。

テーブル席が7卓だけだ。まぁ、リフレで場所を取られているから仕方がない。

窓側席は神田明神通りに面しているので、秋葉原の景色がよく見える。

 

さっきの腐女子3人組が、窓際席で楽しそうにマクロスフロンティアの話をしている。

俺はアルトは好かん。


シェリルいいねシェリル。

 

すまん。スルーしてくれ。


紅茶が来る前にケータイの字数がオーバーだ。

3に続く。

 

 
ズノ

2008年5月10日 15:08
 
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど その3
注文が終わり、アッサムティーを待っているところから続く。


お店の雰囲気がすっかり気に入った俺は、紅茶だけ飲んで帰るのはもったいない気がしてきた。

なにか甘いものでも頼もう。

程なくして紅茶が運ばれて来たとき、メイドにメニューを持ってくるようお願いする。


メイドが言った。
「1杯目の紅茶は、メイドがお入れしてもよろしいでしょうか?」

もちろんおkだ。

キュアメイドカフェでは、ストレイナーがついていたが、それは無いようだ。

メイドの手つきは安定していて、ハラハラするような事はない。

ここのメイドは完成度が高い。

紅茶を注いだ後、メニューを渡された。

さて、何にしよう。

前にも述べたが、よく分からない名前のついたものもある。
凸しちゃおうか。

いや、待て、スコーンがある !!

決まりだ。紅茶にはスコーンだ。

またしても、メイドがすぐに気付いて寄って来る。

スコーン(600円)を注文。
その2で書き忘れたが、アッサムのミルクティーも600円だ。


おぉ、ミルクティーのミルクがちゃんとミルクポットに入った牛乳だ。

コーヒークリームをつけてくるところだって少なくないのに・・・。

カフェとしての良心を感じる。

しかし、こういった気配りも、メイドをキャバ嬢のようにもてはやすオタク男には、通じないのかもしれない。

女性客が多いのも納得する。

ミルクティーを口に含み、しばしマッタリ・・・。


あれ?スコーンがなかなか出てこないなぁ。

焼菓子みたいなもんだから、すぐにくると思ったんだが・・・。

紅茶は2杯目に突入。
週アス増刊号の内容をチェックしていると、ようやくスコーンが運ばれてきた。

メイドが説明してくれる。

スコーンは2個あり、1つはプレーン、もうひとつはカフェオレ味だそうだ。

凝ってるなぁ。

お皿にはスコーンの他に、使いきれないくらいのママレードホイップクリームがついている。
これで600円とは素晴らしい。

スコーンにママレードをつけて口に入れる。

(・o・)!!

スコーンが温かいよ!!


焼きたてではないだろうが、温めて出してくるとはただ者ではない。

改めて言おう。

いい店だ。


上機嫌で寛いでいると、
「おかえりなさいませ。ご主人様。」
と声がして、男性客が1人入ってきた。

うは!かっこいい!

その4へ続く。
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ズノ

2008年5月10日 20:58
 
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど その4
くろすろーどのレポが、その4にまで突入してしまった。

いい店だから、いろいろ書きたいのだ。


さて、男性客が入ってきたところから続く。

うは!かっこいい!!

うは!である。ウホッ!ではない。念のため。

男性客は1人客であった。どこがかっこいいのか。

和服姿なのである。

コスプレなどではない。ちゃんと着こなしている。
年は俺と同じくらい。彼のほうがちょっと若いかもしれない。

それでいて物腰は柔らかく、落ち着いた雰囲気だ。

ただ美形かというと・・・。
やめよう。ヤボになる。

まるで少女マンガにでてくる、人のいい日本舞踊の若師匠のようだ。
彼は教え子の美少年に淡い思いを描きながらも、伝えることができない。

稽古をつけるとき、教え子の白い指先に自分の手が触れる・・・。

ハッとする若師匠。


あれ、妄想タイムに突入してしまった。

和服の君よ。すみません。俺の勝手な妄想です。きにしないで。


和服の君は、何度かこの店に来たことがあるらしく、メイドたちも親しげだ。

あんなかっこいい人なら、メイドたちもすぐ覚えてくれるだろう。

しばらくして、彼の注文したものが運ばれてきた。

甘そうな飲み物と、これまた甘そうなデザートの盛り合わせである。

この盛り合わせがすごくて、ストロベリーピンクのアイスや、ストロベリーソースのかかったお菓子など、とにかくイチゴだらけだ。
ホイップクリームもたっぷりと載っている。

とっても甘そうだ。


若師匠・・じゃない和服の君は、美味しそうに食べている。

あんまり見つめていると俺がBLになってしまいそうなので、ほどほどにしよう。


ふと気づいたのだが、メイドたちは、手が空くとカフェの入口に戻ってちゃんと待機している。
しかも、胸の下あたりで手を軽く合わせるポーズをとるのだ。

なんと躾のいいメイドたちだろう。

この店がなくなってしまうなんて信じられない。

俺はいつまでもここに座っていたい気分だった。


残念ながら、この店にも時間制限がある。
60分だ。
まぁ、お店が狭いから、しかたがないだろう。

スコーンも食べ終わり、紅茶も飲みきった(3杯分あった。)俺は、名残惜しいが店を出ることにした。

メイドは俺の様子を察して、レジカウンターで待機している。

全く申し分のないメイドっぷりだ。

また字数が尽きた。
その5へ続く。

  

 
ズノ

2008年5月11日 1:10
 
メイドカフェin秋葉原 くろすろーど その5
その5だ。

これでfinできるだろうか。
もうちょっとだ、ガンバろう。

俺が店をでる気配を察したメイドはカウンターで待機している。

俺は1200円を支払った。

こんなに気持ちよく支払いができるのは久しぶりだ。

メイドが声をかけてきた。
『ポイントカードをお作りしてよろしいですか?』

ポイントカード?
ぴなふぉあ2号店での記憶がよみがえる。
どうしよう。

思わずメイドに尋ねた。『お金かかるの?』

メイドが慌てて答える。『いいえ、お金は要りません。』

すまん。
疑った俺が悪かった。
20回来店するとスタンプが一杯になって、何かサービスが受けられるらしい。

ポイントカードを作ってもらう。

でも、もうすぐ閉店しちゃうんだよね…。

メイドに聞くと、申し訳なさそうにうなずいた。

『記念にお持ちください。』

(>_<)
泣ける。

『ありがとう。』
そう言って俺は店を出た。

『行ってらっしゃいませ。ご主人様。』
メイドはそう言っていたはずだ。
たが、俺は残念な気持ちが一杯でよく覚えていない。


お店を出てエレベータを待つ間、お店のネームプレートを写メする。
(1に添付)

もたもたしていたら、乗り過ごしてしまった。
慌てて次に開いたエレベータに乗り込む。

ゲゲッ。上に行くエレベータだ。
この上の階、5・6・7階は@ほぉ~むのエリアだ。

orz やっちまった。

エレベータは7階で開いた。
@ほぉ~むの店内がかいま見える。

男ばかり狭いスペースにぎっしり詰まっている。
まるで上野の居酒屋のようだ。

店の奥に黒い緞帳(舞台用のカーテン)が見える。
きっとあそこがメイドたちのステージなのだろう。

メイドが舞台に立つ・・・。
もうメイドとはいえないと思うが。

7階からはサラリーマン2人組が乗り込んできた。

@ほぉ~むには、オタク心というかオトコ心を掴む何かがあるのだろうか。

いずれは凸する。
待ってろよ!@ほぉ~む。

エレベータは1階に着き、俺はメイドの国からアキバの街に戻ってきた。


オマケとしてepirogeをつけます。

 


 

メイドカフェin秋葉原 くろすろーど epiroge


くろすろーどは本当にいい店だった。

自分がアキバにいること忘れるくらい良かった。

中央通りをJR秋葉原駅に向かって歩く。

アソビットゲームシティの店頭で、シェリル・ノームのCDを盛大に売り出している。
今買うとポスターがついてくるそうだ。

買おうか、買うまいか・・・。
買っちゃえ!買っちゃえ!
おっもちかえりぃ。

お財布からイエローサインがでたが、構うもんか!
アソビットの3階に行き、CDとポスターを査収。


あぁ、楽しかった。(*^-^*)

もってっけぇぇ 流星ちらして デイィト!


fin