メイドカフェ日記 コレクション

 
ズノ

2008年5月16日 21:07
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その1
メイドカフェin秋葉原 tiara

ご帰宅日    2008/04中旬
俺的オススメ度 ☆☆☆☆
食事の満足度  ☆☆☆☆
お店の雰囲気  店番をしていたメイドが明るくて、楽しげな店内でした。
メイドと常連さんのオタク話を聞きながら、メイドカフェはアキバの文化として根づいたんだなぁ…。
と思いました。いいお客が来ることは、良店の証です!

 


やっと週末キタ…。


仕事で地雷を踏んでしまった。

単純な統計の数値の裏に、二つの部署の思惑が隠れていたのだ。

何も知らずに、俺は再集計して数値を訂正してしまった。


直属の上司と、相手の上司にたっぷりと絞られた。

ヤッテラレナイヨ。(`ε´)


気をとり直してレポを書こう。

前回、後回しにしたtiara(ティアラ)に行ったときの話だ。

俺がメイドカフェのことを日記に書きとめようと思いついたのは、この店での経験が印象深かったからだ。


店に行ってから、少し時間がたっているので、あやふやなところもあるが、ティアラで食べたランチの事はよく覚えている。


ティアラは、じゃんがらラーメンの向かいのビルの3階にある。

俺は勝手にこのビルを「確信犯ビル」と呼んでいる。(オーナーさん、ごめんなさい。)


この建物は、1階にはインド料理屋が入っているが、2~4階はみんなメイドカフェが入っている。

2階はロイヤルミルク
3階はティアラ
4階はメイドステーションカフェ

となっている。
4階のメイステは、第1回のレポでとりあげたちょっとエレガントな店。

 

この確信犯ビル、両隣のビルから、ちょっと引っ込んだようになっていて、外階段まで何歩か歩かなければならい。

その何歩かが緊張するのだ。

このビルの階段に向かって歩く奴は、どう転んだってメイドカフェに行く確信犯だ。

じゃんがらで行列を作っている連中の視線が痛い。

知ってる奴は、

『フッ 行くのか。』

と思っているだろう。
さらにこのビルにはエレベータがない。階段を上がるしかないのだが、途中で他の奴とすれ違うと、ビミョーな空気が流れる。

『行くんだろ?』

『行って来たんだな?』みたいな・・・。


あぁ、早くこんなチキンから脱して、オタクの悟りの境地に達したい。


さて、メイステはいい店だった。もちろんティアラもいい店だ。
しかしロイヤルミルクに入る気になれない。

なぜか。

この店は入店料を取るのだ。
「ご帰宅代」というらしい。

なんだよそれ。(-_-#)
そんなお代聞いたことないよ。

おかえりなさいと迎えられるだけでお金をとるなんてねぇ・・・。

そろそろケータイの字数がオーバーになりそうだ。

その2へ続く。

 

 
ズノ

2008年5月17日 1:00
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その2
ご帰宅代に憤慨したところから続く。

ご帰宅代がいくらなのか触れてなかった。
(重要だよね。)

300円だ。
ん? 300円…。

俺は300円という金額に敏感だ。

こんなことを書いていると、ロイヤルミルク命な人から叩かれるかもしれん。ヤバイ。

ま、まぁ、ご帰宅代に見合ったサービスがあるのかもしれないし、行ってみなければ分からないヨネ!!


さぁ、いいかげん3階に上がろう。


ティアラのドアを開けて中に入る。

ここでとても残念だがメイドの第一声を覚えていない。

メイド達は客を見て声をかけるところがあるから、常連ではない俺には「いらっしゃいませ」と言ったかもしれない。

次にこう訊かれた。
「ご主人様、おタバコは吸いますか?」

メイドが、「ご主人様」と言うとき、わずかに口ごもった。

知らない客に呼び掛けるのを、ためらったのだろうか。

 

モエエエエエ---------!!!

 

痛々しいね、すまない。


俺は、タバコは吸わない。そう伝えると、メイドは俺を窓際席に案内した。

店内は小さく、4人用の窓際席が6つ(くらい)と、カウンター席があるだけだ。

タバコの質問は、灰皿がいるかどうかの確認だろう。


店の雰囲気はカントリー調といえばいいのだろうか。
でも、コテコテのアメリカンカントリーではなく、落ち着いた雰囲気である。


俺以外の客は、窓際席にオタクっぽくない2人組の男と、カウンター席にオタク男が1人。

カウンター席にいるのは、常連のキモオタと相場が決まっているのだが、彼は結構イイ男だ。

だが、メイドと親しげに話しているので、常連と分かる。

変わっているのは、お店にメイドが1人しかいない点だ。

客が少ないとはいえ1人で大丈夫かネ。


メイドがメニューを持ってやってきた。

なにやらオススメを言っているが、俺にはさっぱりわからない。


まぁいいや。昼時に時間を作って来たのは、ランチが食べたいからだ。

ランチメニューはどんなかな?
パスタとかカレーとか、わりと普通だ。

いや、待て!!

これはなんだ?

 

「萌弁」

 

モエベン…。

 


なんだろう。ちょっと想像できない。

メイドカフェのことだからorzなものかも知れないが、頼んでみる価値はありそうだ。

よし、凸しよう。


今回も長いレポになりそうだ。
ゆっくりしていってね!!

次へ続く。

 
ズノ

2008年5月17日 15:40
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その3
よし、レポを続けよう。

萌弁を注文したところからだ。

注文を受けたメイドがさがると、俺はカバンからゲームボーイアドバンスSPを取り出した。

ドラクエ3のカセットが差してある。

DQ3は、もう20年位前に、ファミコンでクリアーできた数少ないゲームだ。

久しぶりに、不死鳥ラーミアが空を飛ぶときの、あの美しい音楽が聴きたくて、GBAspとカセットを買ったのだ。

しかし、6つのオーブが揃わなくて、飽きてしまった俺は、しばらくGBAspを放置プレイしていた。


『どうだ?俺の指先が恋しいだろ。』

『オーブの場所を教えてくれたら、いいことしてあげる。』

GBAはじっと耐えている。


そんなとき、俺はグリーで知ったニコ動コミュのオフ会に参加した。

そこで、素晴らしいオタク魂を持った人達と知り合ったのだ。

2次回でお酒を飲みながらオタトークをしていたとき、DQシリーズの話になった。


皆が一斉に熱くドラクエへの想いを語り出す。
ほとんどの人が全シリーズをクリアーしているようだ。


そうか、放置プレイをしている場合じゃない。
分からなかったらググればいい。


心を入れ換えた俺は、ドラクエ関係のサイトを探して、ゲームを再開したのだ。

ティアラに行った時は、ゾーマの城の目の前まで来ていて、時間があるとすぐにドラクエを始めるという状態だった。

GBAspにはイアホンジャックが無いので、音を出すことができないが、大丈夫。ちゃんと脳内で再生している。

ゾーマの城に突入するパーティメンバーは、
勇者マンキチ(俺)
戦士ソードル♂
賢者イノリス♂
そして、武闘家上がりの魔法使いニイハオ♀

の俺的ベストメンバーだ。

ぽよぽよという名のセクシーな遊び人も育てていたのだが、残念ながらゾーマの城には連れてこなかった。

テンタクルスを音痴な歌で追い払った時の活躍は素晴らしかったが、連発はしてくれないのだ。

いかん、ゲームの話ばかりで、ティアラのレポになっていないジャマイカ


俺の萌弁よりも先に、2人組の男性たちのメニューが運ばれてきた。

ツインテールの髪型をした、店番とは別のメイドが持って来たのだ。

なぁんだ。1人じゃなかった。ちょっと安心。

しかし、あのメイド、どっから現れた?
気配を感じなかったが。

うーん。分からん。
次にいこう。 

 
ズノ

2008年5月18日 2:00
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その4
よし、レポ再開。
頑張ろう。

確か、萌弁注文後にドラクエ3を始めたところまで進んだ。


ドラクエに夢中なっていると、再びツインテールのメイドが現れて、店番のメイドに何かを渡した。

俺の注文したものだろうか。

やっぱりそうだ。こっちに来る。


メイドが手に持っているものをよく見ると、巾着袋だ。
それもかなり使い込まれている。

なんだ。なんだ?

俺が注目する中で、メイドが巾着袋から取り出した物は、なんと弁当箱だ。

それも、手のひらより少し大きいぐらいの可愛らしい弁当箱。

形は楕円形で2段重ねになっている。


うはは。こんな弁当、まだ結婚したばかりの頃に、妻が作ってくれた弁当以来だ。

メイドが弁当箱にかけてあるゴムを外して、上箱と下箱を分けると、下箱にはご飯が詰まっている。

上箱にはおかず。
内容は後で詳述ネ。

弁当にはフリカケがついていて、メイドが言うには

『今日のフリカケはワサビ味です。』

だそうだ。

ワサビ味と言っても、激辛ではなく、オトナのフリカケのワサビ味。
普通に美味しく食べられそうだ。


しかもこのフリカケ。メイドが振りかけてくれるという。

イイネ、イイネ。
やっちゃってくださーい。


メイドがご飯にフリカケをかける。ずいぶん慎重だな、と思ったら、なんと絵を描き出した。


うは!!ハートマークだよ!

 

ううっ。萌え死んでしまいそうだ!


あんまり楽しくて、俺は笑いだしてしまった。

 

最高!
excellent!
très bien!!


いやはや、ハートマークぐらいでのぼせ上がるとはキモオタ確定かしら・・・。

ハートフリカケが出来上がると、メイドは巾着袋を持って下がっていった。

あ・・、巾着袋はテーブルにあった方が、お弁当気分が盛り上がるけどなぁ。


まぁ、いっか。
十分楽しめたし。


割り箸を割って、いただきま~す。

ん、そうだ。今度来る機会があったら、箸箱とマイ箸を持ってこよう。
お弁当気分2割増くらいの効果がありそうだ。

wktkはこのくらいにして、さあ食べるぞ。


上段のおかずに箸をつける。

おかずの詳述に移ろう。

まず、お弁当の定番の唐揚げ。それからタコ焼き。
タコ焼きって弁当に入れるもの?と思ったが、食べてみると以外とおkだ。

あ。なんだか字数がヤバそうだ。

次行こ。次行こ。
Let's go!

 
ズノ

2008年5月18日 13:39
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その5
なんだかこのレポが途中だと、何をしていても気もそぞろになってしまう。


よし、弁当の中身の続きだ。

唐揚げ、タコ焼きのつぎはフライドポテト。

でも、マクドのポテトのようなスティック型ではなく、ナチュラルカットになっている。
ケンタッキーのポテトに近い。
もう一品、タコさんウインナーがあったように思うのだが、ここがよく思い出せない。

う~ん、…。
やっぱり思い出せない。


だからどうしたと突っ込まれそうだが、
俺的にはタコさんウインナーがあったほうが、お弁当レベルが格段にupだ。

最後にポテトサラダ。
野菜類の替わりだろう。


いろいろと工夫を凝らしているが、ちょっと見栄えが悪いのが弱点。

タコ焼きの代わりに、厚焼卵やキュウリチクワなんかが入っていたらいいのにな。
そしたら、
amazing!
て叫んじゃう。


まぁ、厨房設備が貧弱だろうメイドカフェで、ここまで出来たことに敬意を払おう。


萌弁を美味しく完食する。

ランチのセットで付いてきたアイスコーヒーを飲みながら、再びドラクエタイム。


音を消しているので、カウンター席に座っている常連さんと、メイドのおしゃべりが聞こえてくる。

メイドが言った。

『あたし、オタクにならなかったら、何になっていたんだろうって思うと、不安になりますよ。』

『そうかぁ。』
と常連客。

『オタクになれて良かった!』

オタクとは、こんなにもポジティブなものだったのか。目からウロコがおちる。

2人の会話は、コミケのことになり、コスプレのことになり、魔法少女の話へと移っていった。

クリーミーマミとかお邪魔女ドレミとか名前があがる。

それまで無関心だった2人組の男達も、聞耳をたてている。
今にも話に乗ってきそうだ。

常連さんの口から、ミンキーモモの名前が上がった。

ミンキーモモktkr!!


俺はミンキーモモが大好きだった。
特に変身後のオネーサンが素敵で、小山茉美のオネーサン声に俺はメロメロだった。


当時高校生だった俺は、ミンキーモモが見たくてしょうがなかったが、母親が変な顔をするので、ドップリとつかることができなかった。

悔しい。


変身の呪文は、
ピピルマ ピピルマ プリリンパ
パパレホ パパレホ ドリミンパ
アダルトタッチで~になぁれ

 

あぁ、ナツカシス。

次の日記に行こう。
コメント
いいね!
 

 
ズノ

2008年5月18日 17:33
 
メイドカフェin秋葉原 tiara その6
レポがその6に突入。

脱線ばかりしているからだよね。


でも、ミンキーモモの話を続ける。

放送当時のミンキーモモのオタク人気は凄かったらしい。

あの頃は、今ほどオタクという言葉が浸透していなかったが、大学生を中心に『そっち系』の人間は沢山いた。

そして、今風に言うなら皆が『俺の嫁』宣言状態。

同人マンガもかなり作られたらしい。

ピピルマ ピピルマならぬ、
スペルマ スペルマ ゴックンコ
なんて呪文を唱えてたりして・・・。


こんなことを知ったのは大学に行ってから。
当時の俺は、まだ同人マンガなんて知らなかった。

ウブだったのよ。


さてと、そろそろオヤジトークはおしまいにしよう。

ティアラの店内に戻る。

メイドと常連の会話が楽しくて、俺も声をかけたくなったが、俺はとおりすがりの客だ。自重しよう。


やがて、盛り上がった2人の会話もだんだん下火になり、俺もアイスコーヒーを飲みきった。


ドラクエのパーティをラダトームのお城にルーラさせてゲームも終了。


よし、店を出よう。


ランチの値段は、はっきりと覚えていないが、確か850円だったと思う。

店を出るとき、メイドから

『行ってらっしゃいませ。』

と言われた気がする。

 

楽しかったな。

萌弁また食べたい。


充実した気持ちで階段を降りていると、男が2人、階段を上ってきた。

 


『行くんだろ?』

 

すでに行ってきた俺は何故か上から目線だ。

しょーもない。

反省します。


じゃんがらラーメンの客を横目で見つつ、俺は確信犯ビルを後にした。

 


*注意書き

俺のレポは全部この目で見たことだから、嘘は無いけど、細かいところは間違っているかも知れません。
それと、お店に対する印象は個人的なものだから、人によって、曜日によって違ってくると思います。

自分が行って、自分が感じた事が、最も真実に近いってことで、よろしくお願いします。

さて、次はどこのお店にしよう。(^o^)/