メイドカフェ日記 コレクション

 
ズノ

2008年5月23日 22:39
 
メイドカフェin秋葉原 Mai:lish その1
メイドカフェin秋葉原 Mai:lish

ご帰宅日    2008/04/28
俺的オススメ度 ☆☆☆
食事の満足度  ☆☆☆☆
お店の雰囲気  優雅な雰囲気の漂うお店。オタクじゃない人でもなじめると思います。
私は、カッコイイ『執事』の演出で、楽しいひと時が過ごせました。

 


プハー。ビールうまっ!

あ、ビールダメな人、すみません。
飲みたくても、まだ飲めない人、もっとすみません。m(_ _)m

もうチョットで飲める人は、…ガンガレ!!


さてと、相も変わらずメイドカフェのレポです。

今回の店はMai:lishメイリッシュ)。
有名店です。

まずは場所から。

メイリッシュの場所は妻恋坂交差点のそば。
JR秋葉原駅よりも、地下鉄銀座線の末広町駅のほうが近い。

まぁ、末広町駅だって、中央通りをプラプラ歩いていれば、すぐ着いちゃうけど。

末広町駅から昌平橋通りに向かって歩くと、右手にジョナサンがある交差点に出る。

ここが妻恋坂交差点。石田衣良アキハバラ@deepで、主人公のページたちが、このジョナサンで何度か食事をとっている。

アキハバラ@deepは映画よりテレビのほうが面白かったと思うな。小阪由佳カワイイし。
原作無視だけど。

って、もう脱線してるよ。
今回も先が思いやられるぜ。


妻恋坂交差点に出たら、昌平橋通りを秋葉原方面に向けて少し歩くとメイリッシュがある。

メイリッシュはビルの2階にある。1階から直通階段が伸びているから、場所に迷う事はない。

しかし、この直通階段、初めてだと登るのにちょっと勇気がいる。

俺は、以前ビルの前まで来てこの階段に踏み出せず、スゴスゴと帰ったことがある。

チキンまるだしで…。

今回はリベンジだ。

絶対登ってやる。

 

店の近くまで来ると、歩道にオタク男が3人たむろしている。

行ってきたのか、これから行くのか分からんが、邪魔、邪魔!!

俺のリベンジがかかってるんだ。

一緒に入店して、「4人様ですかぁ」とか言われて、3人組から迷惑そうに見られたらたまらない。


勢いをつけて直通階段に突入。


そして、あっけなく入店。

 

すでに達成感に浸っている俺。

本番はこれからだよ。


『おかえりなさいませ。ご主人様。』

早速メイドが出迎えてくれた。


いや、ちょっと待て。

彼女はメイドじゃないぞ?メイド服を着ていないジャマイカ


もちろん私服でもない。
なんというか…、中世の男性貴族みたいなスタイルだ。

濃い緑色のジャケットを着ているのだが、フロックコートのように裾が延びている。
そして、細身のパンツをはいているのだ。

あぁ、もう字数が足りなくなってきたよ。

その2へ行こう。

 


 

 
ズノ

2008年5月24日 2:32
 
メイドカフェin秋葉原 Mai:lish その2
さて、レポを続ける前にひとつお詫びと訂正をしなければならない。

以前のレポで、俺はメイド系の店は夏目さん1枚必要だ、と書いた。

違う!夏目さんじゃない!

 

野口さんだっ!!!
(泉こなたの指さしポーズ希望)

 

野口英世氏にお詫びし、野口さん1枚に訂正いたします。


よし、レポ再開。
貴族風メイドに出迎えられたところからだ。


この貴族風メイド、女性にしては低い声で少しゆっくりと喋る。

なんかオスカル様を思い出した。この人は黒髪だけど。


黒髪のオスカル様は、かなりキャラを作り込んでいてとてもかっこいい。
まるで隙がない。

身のこなしも、しなやかな男性のようだ。

デフォルトです。と言われても納得しそう。


オスカル様に禁煙か喫煙かを聞かれ、禁煙と答えると、窓際の2人席に案内された。

禁煙と喫煙スペースをきちんと分けているのか、よく分からないが、店は結構広い。
奥行きがある。

ただ、隣の席との間隔がちょっと狭いかな。
人気店だから、仕方ないか。


オスカル様がメニューを渡してくれた。

ここで説明が入る。

「本日は、ランチをお休みして、通常メニューとゴールデンウィークの特別メニューをご用意しております。」

え?
ゴールデンウィーク?


そうか、今日は平日だが、世間的にはGW中なのか…。

せっかく昼に来たのに、ランチが食べられないとは残念。

GW用のメニューを見たが、高い。


しかたがない、通常メニューから選ぼう。

無難にカレーで攻めようか。


ふむ、トマトのビーフカレーというのがある。1050円とチョイと高いが、どんなのか頼んでみよう。

オスカル様にトマトのビーフカレーを注文する。
コーヒーも頼みたいが、すでにover1kだ。水で我慢しよう。


オスカル様は丁寧に一礼をして去って行った。


ステキ…

 

なぜか、乙女チックな俺。


店を見渡すと、他のメイドがいたが、彼女はピンクのメイド服に白のフリルエプロンを身に付けている。

オスカル様は別格らしい。


奥の席には一目でそれとわかる、観光系オタク君たち座っている。

この店を選らんだのはグッチョイスだが、店の中ではそのダサいキャップ帽を取りたまえ!
オタまるだしだぞ!


あんまりキョロキョロしてると、俺も田舎者全開だ。

「慣れっこだぜ。」みたいな顔をしておこう。

ん、2ページ目も終りだ。次に行こう。

 

 
ズノ

2008年5月24日 16:12
 
メイドカフェin秋葉原 Mai:lish その3
さて、カレーの注文を終えたところからだ。

俺はカバンからマンガを取り出した。
読んでいるのは、ゆうきまさみの鉄腕バーディ。

このときは確か5巻を読んでいた。

バーディの捜査に仲間が加わり、アメリカの特殊部隊も絡んでくる。

こんなに、話を広げて大丈夫?
ゆうきまさみ先生。

週刊少年誌連載とは思えないようなクオリティだし、きっと考えがあるのだろう。wktkwktk


マンガを読んでいたら、オスカル様がサラダを持ってきた。カレーの付け合わせらしい。

特に変わったところはない普通のサラダだが、メイドカフェでこんな生野菜を出してくるとは驚き。
厨房がしっかりしているのだろう。


サラダを食べて、再びマンガに没頭。

バーディの仲間が特殊部隊の兵士を惨殺している。
主人公、千川つとむの友人は獣化人間になりそうだ。
この先どうなるんだ?
帰りに6巻を買って行こう。


おっと、オスカル様がカレーを持って来た。
同じ人が給仕に来てくれるのも 好印象。

カレーとライスは分かれていて、カレーはアラジンのランプみたいなカレー皿に載っている。

ライスには、小さく切ったタマネギを揚げたフレークがかかっている。
ロイヤルホストのカレーで見たことあるな。


トマトのカレーていうくらいだから、ホールトマトをたっぷり使った、赤いカレーかと思っていたら、そうでもない。

まぁ、食べてみよう。


アラジンのランプからカレーをとって、ライスにかける。

いただきまぁす。

カレーを口の中へ…。


うん、味は悪くない。でも、トマトの味が分からんなぁ。
もっと酸味があっても良さそうだ。


普通のカレーとの違いがいまいち掴めない。

カレーとしての出来はgood。美味しい。

あ、辛みを感じてきた。食が進むな。

 

『カレーは飲み物』
ていう名言があって、カレーショップでは飲むように食べることもあるけど、この店では似合わない。
あくまで優雅にいこう。


『飲みカレー』で俺が好きなのは、新宿駅京王線改札のそばにある、C&Cカレーだ。

立ち食いスタイルの店で、先に食券を買うんだが、食券の金を払っている間に、もう注文したカレーが運ばれている。
ファストフードの極北だね。

暫く行ってないなぁ。
まだ、あのスタイルでやってんのかな。

いかん。また脱線した。
ページも終りそう。
4にいこう。

 

 
ズノ

2008年5月25日 1:06
 
メイドカフェin秋葉原 Mai:lish その4
(-.-)zzZ


(◎o◎) ハッ!

 

(・_・;)
すまん。寝てしまっていた。


レポを続けよう。
トマトのビーフカレーを食べていたところからだ。


俺がカレーを食べていると、左隣の席に客が案内されてきた。

カップルだ。


男性は黒のジャケットを着て、ワックスで髪をツンツンに尖らせている。

女性は、薄いピンク色のワンピースを着ているが、これが腰の高い位置からフレアーになっているメルヘンお嬢様風ワンピだ。


秋葉原デートで、お洒落をしてきたのだろうか。

2人は楽しげにメニューを見ている。


しかし、秋葉原がデートコースになるとはなぁ。

今更ながら、アキバの変化を実感。

 

以前のアキバは、買物帰りに落ち着く店なんてほとんど無かった。

冴えない男たちばかり、道を歩いていた。

そして、みんな殺伐と買物をして、足早に立ち去って行った。

客用トイレを備えていない店が多く、買物前に秋葉原駅のトイレで済ませておくのが常識だった。

アキハバラデパートでカツ丼を掻き込んでいた俺が、メイドカフェで食事をするなんて、自分でも想像できなかった。


変われば変わるもんだ。

 

DQN系オタや、リアルDQNが増えて嘆いている人も多いが、オタク文化を代表する街になってしまったから、まぁ、仕方がない。

アキバはオワタと言う人もいるけど、以外としぶとく残るんじゃない?


オタクは仲間内でバッシングしあいながらも、新しい血を拒まないところがある。

この精神が生きているうちはアキバも大丈夫。

俺はそう信じている。


またレポからずれちゃった。


カレーを食べきってしまおう。

なかなか辛いので、水がすすむ。

グラスが空くと、ほどなくしてメイドが注ぎに来てくれた。

よく見てるね、感心。


そして、カレー完食。

ごちそうさま。


ここでコーヒーがあれば、のんびりできるんだが、今日はランチじゃない。

このマンガを読みきったら、店を出よう。


マンガをカバンにしまって、伝票を持ち、店の入り口にあるレジカウンターへ。
執事長オスカル様が、控えている。

伝票を出すと、あの低い独特な話しかたで聞かれた。

『カレーは、お口に合いましたでしょうか?』

さて、なんと答えよう。
トマトの味がしなかったと言うこともできるが、ちょっとヤボじゃないか。

ここは、粋に答えよう。

その5へ

 


ズノ

2008年5月25日 23:41
 
メイドカフェin秋葉原 メイリッシュ その5
あちゃちゃ…。

一日中飲んだくれてたら、日記を書くのを忘れてたよ。

休日が終わっちゃう。
急いで書き上げよう。

執事長(ネーミングをくれた、あちさんサンクス。)オスカル様にカレーの味を聞かれたところから。


ここでつまらないことを言って、しらけた雰囲気になるのは無粋だな。

そう思った俺は、ニコッと笑って、
「美味しかった。」
と答えた。

執事長も歯を見せずにニコッとして、
「ありがとうございます。」
と返してきた。

なんか心地いい。

この人と話してると、自分が演劇の舞台に立っているような気分になる。


不思議な感じ。


オスカル様がスタンプカードを作ってくれた。

1000円以上でワンスタンプ。20ポイントで、何かプレゼントがもらえるらしい。

1000円ていうのは、ちょっと高いなぁ。500円くらいなら、貯めてみようと思うんだか…。

まぁ、プレゼントの中身にもよるかな。


ポイントカードをカバンにしまい、
「行ってらっしゃいませ、ご主人様。」
の声に送られて、店を出た。


メイリッシュ、なかなかいい店だね。

 

中央通りに戻り、JR秋葉原駅に向かって歩く。

途中アニメイトで、鉄腕バーディー6~8巻を購入。

帰りの電車で読もう。


あれ?
いま女装男とすれちがったぞ。


うわ
またいた。
今度は男連れだ。

女装ていうより、汚装だぞ。大丈夫か。

そうか、GWに入ってカオスな人達があふれだしてきたのか。


祝日になれば、中央通りはもっと凄いことになるだろう。


オールドオタは、家でおとなしくしていよう。


JR秋葉原駅前にも、性別不詳な方が立っていて、結局3人も見てしまった。


秋葉原はフトコロの深い街だ。女装くらい受け止めてくれるだろう。

でも、新宿2丁目じゃないんだけどなぁ。


ちょっと複雑な気分で、俺はホームへと向かって行った。

〜Fin〜